おサセのアノ娘に恋をした

読むとアナタの孫が天パーになります。

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僕が盗みたいもの

さて、日曜日。

と言っても僕はモチロン仕事である。所謂“客商売”いう職業に殉じているので、土日祝もガツガツ働かなければならない。この生活、友達が減ること間違いなし。いやはや、淋しいものだ。でもこれで飯食ってるんだから仕方ない。お金を稼ぐのは大変なのだ。

お金と言えば、僕は昔から盗人癖がある。分かり易く言えば泥棒さん。古くは、鼠小僧や石川五右衛門。架空どころでは、ルパンやキャッツアイなんかが仲間ということになる。

なんだかこう書くと立派に活躍しているみたいだけど、僕は既に現役を引退した身。今ではもう娑婆で真人間として生きている。もう昔のことだけど、思い返すと無茶したもんだ…若き日の僕よ。

僕が初めて悪事に手を染めたのは、たしか小学校に上がる前のことだった。当時我が家には、小銭をたくさん入った入れ物がタンスの上に隠してあった。それを発見した僕は、まだ純粋だったんでしょう、悪いことをしている意識は無く、「おっ、あそこにお金があるのか。これがあればガチャガチャがいっぱいできる!」ぐらいのポップな軽い気持ちで初めての窃盗をした。

そんなちびっ子怪盗な生活も束の間、100円玉の枯渇という問題を抱えてしまった。ガチャガチャで使えるのは100円玉だけなので、しばらく取り続けていると必然的に1円、5円、10円しか残らなくなる。ふ菓子よりもスカスカな脳ミソの僕は、「ちっ、また使えない小銭ばっかりか。早く100円入ってこないかな。」と、まぁ当時から本当にクズぶりを発揮していました。

そんな状態だと、さすがに親も気が付くんですよね。でも初犯だし、善悪の区別がまだないと思ったのでしょう、怒られずに注意で終わりました。

しかし、一度覚えた味は簡単には忘れられない。その後も数え切れない程の盗みを繰り返し、いつの間にか中学生になっていた僕は、もうその頃には、人に話すには気が引けるような額をパックンチョしていた。モチロン家族のみを狙った内弁慶的反抗なので、その点は安心して欲しい。

『おやさい』というプロ用語がある。これは『親の財布からお金を頂くアルバイト』を意味する。僕は、おやさいが見つかってからは、直接給与袋から拝借するワザを駆使していたのだが、これが意外とバレなかったのである。そーすると調子に乗ってペースが上がる。もうパッカンパッカンやってたら、ある日終劇の鐘が打ち鳴らされた。

もう何度目かの母からの呼び出しである。しかし、こちらも場数を踏んでいるので負ける(バレる)気はしない。

イザ勝負!!

2秒で負けた。
いやね、母が僕の机から数枚のお札を発見し

「このお金はどうしたの?」

「小遣いの残りだよ。」

「封筒から取ったでしょ。」

「なに言ってんだよ、取ってないよ!」

「封筒に入ってたお札と、そのお札の番号が同じなんだよね。」

「………へぇ。」

こうして、足掛け約八年に渡る泥棒家業から、僕は足を洗った。母は僕なんかより、一枚も二枚も上手だったのだ。今なら言える、あの時見つけてくれてありがとう。そして、すみません。そんなこんなで、僕は母を尊敬しています。


もし母との約束を破るとしたら、それは大好きなアノ娘の未来を盗む時だろう。



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テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2007/11/11(日) 20:10:29|
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