おサセのアノ娘に恋をした

読むとアナタの孫が天パーになります。

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芸術のはなし

先日、ぽけーっとテレビを見ていると、アメトークで『絵心がない芸人』をやっていた。絵心がない芸人が集まって絵を描いて、「うあー、なんじゃこりゃ」げらげらという分かりやすい内容。とっても面白かった。

僕に絵心というものはまーったくない。小学生時代の図工の授業では、人物は全て横顔でしか描いていない。いや、描けなかった。それぐらい絵心がないのだ。

しかし、横顔しか描けない僕のような逆ピカソとは違い、やたらと絵の上手い同級生がいた。

彼の名はSくん。物静かで友達も少ない目立たないタイプの男子。そんな彼と僕は家が近い事もあり、仲良しというほどでもないけどたまに遊ぶような関係だった。

ある日、Sくんの家に遊びに行ったときのことである。驚くほどの自由帳が勉強机の上に置いてあったのを今でも覚えている。そのたくさんの自由帳の中から一つを手に取りを開くと、横顔しか描けない僕が7回生まれ変わっても描けないようなイラストが描かれていた。なるほど、これが自由帳の正しい使い方なのかと思うと同時に、その時初めてSくんの隠れた才能に気が付いた。こいつはすげえと。

その後、Sくんは図工の時間に一人だけ次元の違う絵を描いたり、夏休みの課題として立派な絵油を持って来たことにより、クラスの中でも「あいつは絵が上手い」と一目置かれる存在になった。

しかし、そんな芸術道をバクシンするSくんに事件が起きたのだ。

それはたしか冬の日、一時間目の体育の授業で起こった。僕らは寒い寒い冬の校庭に半袖半ズボンの体育着、“THE 健康優良児"というファッションで臨んだ。気温2℃とかなのに。今考えると恐ろしい。

そんな修行のような体育の授業中、Sくんが忽然と姿を消した。

絵が上手いと一目置かれるSくんではあったけど、小学生のカースト制度ではやはりスポーツができる男子(特に僕の時代はサッカー)が圧倒的な地位を誇り、Sくんは相変わらずクラスでは目立たない存在であったため、授業終盤になってようやく誰かが言った「あれ、そーいえばSのやついなくね?」の一言が出るまで先生を含め誰にも気付かれなかった。見事な逃亡劇である。

結局Sくんは体育の授業が終わっても戻らず、皆は「Sのやつ、どこ行っちゃったんだろうね?あいつ家近いし、家にでも帰っちゃったんじゃないの」なんて会話をしながら教室へ戻った。

そして、教室のドアをガラリと開けるとなにやら異臭がした。そう、これは誰もが嗅いだ事があるあのニオイ。いつの時代も小学生が大好きな単語のトップ3に入るアレのニオイだ。

「あれ、なんかウンコ臭くない?」

「うわっ、くっせー!」

そんな声が飛び交う中、僕は見つけてしまった。

体育の授業中に逃亡していたSくんの姿を。

教室の一番隅っこで、全身ウンコまみれで、スンスンと声にならない声で泣いているSくんを。

その後の調査により、あのSくんの逃亡劇は体育の授業中にお腹が痛くなり、授業を抜け出しトイレへ向かったものであることが分かった。それ以上のことは誰も聞けなかったが、きっと不運にも間に合わず途中で漏らしてしまい、もうどうして良いのか分からずこのような結果になったのだろう。

小学生といえば、普段は学校のトイレでウンコをしているだけで冷やかされるものだけど、さすがに冷やかすには事が大きかったのか、その後Sくんは虐められることもなく今まで通りの学校生活を送ることができた。

この事件を思い出すと、僕は今でも一つ思う事がある。

あの時、Sくんがウンコまみれで泣いていたあの時。彼の体育着のズボンには、上手い具合にウンコが付着して人の顔のようになっていたのだ。もしかしたら、あの事件はSくんの体を張った一つの芸術だったのではないかと。

Sくん、君は今なにをしていますか?

君が自由帳に描いていた縦横無尽に躍動するダミー人形の絵が忘れられません。芸術道を歩き続け、今もその方面で頑張っていることを願っています。

ちなみに、僕はここ一ヶ月で二度もウンコを漏らしました。



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  1. 2011/07/16(土) 22:32:29|
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完結のはなし

いやー、前回書いたんですが自宅でヤツを発見した時は、本当にもうどーしようかと思いましたよ。「お、終わった……」という言葉しか頭に浮かんでこなかった。それぐらい恐ろしいヤツですからね。

その後ホテル側に駆除業者さんを連れて来てもらい、熱処理やら薬品撒いたり駆除を二回してもらいました。結局南京虫は僕が退治したあの一匹しか見つからず、特に被害も出ていないので恐らくこのまま収束していくことでしょう。

ホテルの企業として対応、また担当の方も誠意ある対応をして頂き、本当に感謝です。またどこか泊まる際は、この系列グループのホテルを利用したいと思うくらい素晴らしかった。ありがとうございました。

特に担当の方とは、最後の別れ際に「こんなに色々と話をして、親密になれた方は初めてでした」と仰り、お互いに「なんだかこれで終わりだと思うと寂しいですねえ」といった感じの関係が作れて楽しかった。ちょくちょく東京に来るらしいので、「今度飲みましょうね」なんて小粋なお別れをした。僕、クレーム客なのに。

本当に苦しい一ヶ月だったけど、なかなか良い経験になったと思う。
もちろん二度と味わいたくはないけどね。

というわけで、約一ヶ月に及ぶ南京虫との戦いはこれにて完結。
皆さんもお気をつけて。本当に。



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  1. 2011/07/08(金) 15:12:36|
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